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Merry Artists Company BOBBY メリー・アーティスツ・カンパニー公演 [メリー情報]


メリー・アーティスツ・カンパニーが公演
26日、27日 芸創で「BOBBY」


“ハイレベルなメリーのステージ”
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Swing Lively                 PHOTO:田中聡(テス大阪)



東海地区を拠点に、本格的なニュー・ミュージカルを制作するメリー・アーティスツ・カンパニーが第5回定期公演を行う。
11月26日(午後6時)27日(午後4時30分)芸術創造センターで上演する「BOBBY~20世紀を駆け抜けた男」(演出・振り付け、桜井ゆう子)だ。

東京二期会会員で、クラシックとジャズに精通する永見隆幸が芸術監督を務めるスペシャリスト集団。

メンバーには元劇団四季の塚本伸彦、ダンサー兼振付家の宇佐見祐林、OSK出身の志乃舞優、
声楽家の米丸史朗ら、そうそうたる顔ぶれがそろう。

今回上演する「BOBBY」は、第1回定期公演(2007年)で上演した「ボビー・ダーリンの時代~歌とダンスの競演!」のミュージカル版。
50~60年代に大活躍したシンガー、ボビー・ダーリン(1936~73)の半生記。

ボビーに扮する永見が「マック・ザ・ナイフ」「ビヨンド・ザ・シー」など米国を席巻したヒット曲を熱唱。波乱に満ちたビッグスターの半生を演じ上げる。


(ナゴヤ劇場ジャーナル)



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「メリー・アーティスツ・カンパニーの季節」  芸術批評 演劇評論家 馬場駿吉


永見隆幸芸術監督 率いるメリー・アーティスツ・カンパニーが、今年もまた
心彈むニュー・ミュージカルを皆様にお届けする季節がやって参りました。

題して“BOBBY”。
37歳の若さで逝った実在のカリスマ的天才エンターテイナー
“ボビー・ダーリン” に材を取り、
思い通りにはゆかない現実に突き当たりながら、
夢に向って生きる人々の姿が、
彼の名曲にのせて描き出されます。

主演の名テナー永見隆幸を始め、
当カンパニーの公演に参加するアーティストたちは、
みな練達のヴォーカリストであり、ダンサーです。
今回もまた皆様をストーリーに巻き込み、
人生の哀歓を感じさせてくれるはずです。

芸術とエンターテインメントの両立を目指す
こうした高水準のミュージカルが当地域から立ち上り、
発信されるようになったことを皆様とともに喜び、楽しみたいと思います。



babasensei.jpg 馬場駿吉 BABA Shunkichi

芸術評論家。俳人。名古屋市立大学名誉教授。

演劇、舞踊、音楽、美術、映像など
現代芸術最前線についての評論やエッセイを執筆。
句集、評論集、医学関係書など、著書多数。

平成18年に名古屋市芸術賞特賞、
平成19年に愛知県知事表彰、
平成20年に文部科学大臣表彰を受ける。

現在、名古屋ボストン美術館館長、
名古屋造形大学客員教授、名古屋演劇ペンクラブ理事長、
芸術文化振興機構アーツ・アクティヴェイター名誉理事。







― 共通言語―     造形作家 焼物作家 内田鋼一



メリー・アーティスツ・カンパニーの永見隆幸芸術監督とは、
度々、美術論や芸術論などの長話をする機会がある。
時には食事をしながら、時には(私だけ)酒を呑みながら。

本来、私は、美術論だの芸術論だのを語る立場でもないのだが、
自分なりの考えや、ものの見方捉え方を、自分の仕事を通して話している。

とはいえ、永見氏との会話は、美術、芸術といっても、
小難しい話や 小賢しい議論では全くなく、
極々単純、とてもシンプルで明快、明確な事の対話を重ねているだけだ。

それぞれ違うフィールド(舞台)で活動していて、
その立ち位置だからこそ見える事や感じた事、実践して来た事を元にしているから、
とても理解しやすく、共感でき、それがいつも楽しい。
それはやはり永見氏の一言、一言、
ひとつひとつの事柄にリアリティがあるからだと思う。


私が、その永見氏率いるメリー・アーティスツ・カンパニーの舞台に触れ、
感じたことは、各自それぞれが表現者、アーティストであり、また、
ひとりひとりが職人の技、腕を持ったプロフェッショナルの集団であるということだ。

そして、そういう自己を持ったプロをまとめ、束ね、最終的に
エンターテインメント性を持ったひとつの芸術にまで昇華させる事の凄さに驚いた。

同時に、そこに至るまでの永見氏の肉体的、精神的苦労が
相当なものであるだろうことは、門外漢の私でも容易に想像がつく。


私がものを創り出すうえで大切にしていることは、
視覚的な形や美しさにとらわれることではなく、
具体的な形の中に、イメージやニュアンスを内包し、
それをどう表現できるかということにある。

言葉にならない自分の中にあるイメージを形に込めて表現するという点において、
永見氏とは、ある種の枠を越えての「共通言語」が存在すると思う。              


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永見隆幸(左)                    内田鋼一(右)





【内田鋼一 UCHIDA Kouich】


造形作家。焼物作家。

当代随一の呼び声も高い、
実力と人気ともに抜群の現代陶作家。

窯を焚く頻度は一般の陶芸家の五倍以上とも言われ、
作品の、質、量、多様さにおいても他を圧倒。

それでも
引っ張りだこの内田に展覧会を依頼するのは不可能に近いと
ギャラリーのオーナー達は口を揃える。

作品集(書籍)に、『UCHIDA KOUICHI』(求龍堂)など。

東京国立近代美術館における展示を筆頭に、
ベトナム、タイ、韓国、中国、台湾、インド、西アフリカ、
アメリカ、南米、オーストラリア、スペイン、イギリス、イタリアほか
国内外で制作を重ね、各地で展覧会が開催されている。







篠原猛史 『今を生きるために』 より     



さて、何が起こるかわからない生の身には様々な出逢いがある。
永見隆幸氏と出逢ったのも何年か前の偶然のある日である。
親交を重ねるうち、彼が生の舞台に架けている人と知ることになった。
芸術監督を務めるメリー・アーティスツ・カンパニーの舞台を観る機会も得た。
 
そこで繰り広げられた世界は、演者とギャラリーが呼応し、
共に振動するような浮遊感に満ちていた。
この興奮を伴う感覚は、演後も続き、帰り道、
軽やかに舞い歌った人々のステップとは程遠いものながら、
気持ちだけはそのつもりのイメージの中でステップを踏んだりしたくなった。

夜、ベッドに横になる頃、ようやく波動が静まってゆく。
舞台の隅々に行き渡っていた緊張感を持った空気は何によって生れていたのか・・・
一人一人の顔が浮かんでは消える。
イメージが再び音のなくなった暗闇に踊り始める。

  生(ショー)ほど素敵な生(ショー)はない!

そしてまた、生ほど怖いものはない。
芸術にダイナミズムを感じ、生きている作品を創ることは、
生きている自分の姿を曝け出すことでもあるからだ。

決して練習や労苦の成果を証明したり、個々の技量を示す為ではない。
観る人々に届く波動を送る力を持ち続けること、
その波動が人々と共有できるような次の波を呼び覚ますことに繋がってゆくこと。

これを強く心に置き、私も自身を磨く創作を続けてゆきたい。




shinohara.jpg 篠原猛史 SHINOHARA Takeshi

美術家。京都出身。

主な受賞歴は、現代版画コンクール 優秀賞 1979年、
京都美術総合展 大賞1981年、
日動版画グランプリ展 賞候補一席1981年、
西武美術館版画大賞展 優秀賞1981年
京都美術選抜展 京都府賞1982年、
ソウル国際版画ビエンナーレ優秀賞1983年、
現代日本美術展 優秀賞 1985年1987年1989年、
現代日本美術展 国立国際美術館賞1994年、など。

大英博物館、アントワープ王立美術館、ブダペスト美術館、
ゲント現代美術館、ソウル現代美術館、国立国際美術館ほか、
ヨーロッパを中心として、世界の美術館に作品が収蔵される。



BOBBYの反響など 詳しくはこちらをクリック!
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http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2011-12-16
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