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クロスローズ 名古屋到着! 歓迎レセプション開催! [メリー情報]



遂に クロスローズ 来日!



ジム、ブランドン、マイク、フレッド が 奥方と一緒に
メリー・アーティスツ・カンパニー特別公演に出演するため名古屋に到着しました!
この特別公演が 初めて来日したクロスローズの 初ステージになります!!



Merryreceptioncrossroads.jpg
歓迎レセプションにおいて 挨拶代りに 日本で初となる歌を披露!


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Roll Jordan Roll & That Lucky Old Sun の二曲でした。


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永見先生 リヒャルト・シュトラウスを歌う!答礼の一曲 ♪ 


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永見先生とジムさん共通の恩師 Dr.Dumas夫妻も メリー特別公演のために来日!


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馬場駿吉氏  永見隆幸芸術監督  安田文吉氏(こちらも永見先生の恩師)


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永見隆幸芸術監督 御挨拶 Greetings by NAGAMI Takayuki


Merryreceptiontwo.jpg
名古屋ボストン美術館 館長でアーツ・アクティヴェイター名誉理事の馬場駿吉氏、
歌舞伎や常磐津研究の第一人者でアーツ・アクティヴェイター理事の安田文吉氏、
国盗り物語などNHKドラマの演出で知られる伊豫田静弘氏、
朝日新聞音楽評などで知られる音楽評論家の山田純氏、
東海テレビプロダクション美濃部純社長、
名古屋市芸術創造センター館長岡田仁司氏ほか、
そうそうたる ご来賓に圧倒されてしまいました。



クロスローズ&メリー・アーティスツ・カンパニー
特別公演「FRIENDSHIP」 いよいよ あさってに迫る!



請うご期待!



メリー&クロスローズ特別公演の模様は こちらをクリック!
 ↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2012-06-18-1
 ↑
Click to see "Merry & Crossroads special performance" ♪



メリー&クロスローズ特別公演フレンドシップ詳報は こちらをクリック!
 ↓
http://merry2.blog.so-net.ne.jp/2012-07-20
 ↑
Click here to see "Crossroads & MAC FRIENDSHIP" ♪



永見隆幸&ジム・ヘンリー共演!は こちらをクリック!
 ↓
http://merry2.blog.so-net.ne.jp/2012-08-15
 ↑
Click here to see FRIENDSHIP co-starring Tak Nagami & Jim Henry ♪



FRIENDSHIP メリー&クロスローズ特別公演 チケット好評発売中 ♪ [メリー情報]


Special Performance “FRIENDSHIP” co-starring
Crossroads & Merry Artists Company

Tickets Now On Sale Sold Out


Admission Fee:¥4,000(ADV) ¥5,000(DOOR)
【Nonreserved Seat Only】

入場料:前売4,000円/当日5,000円 (全自由席 )


チケットぴあ でも メリー&クロスローズ特別公演のチケット発売開始!
Pコード 420-344 《平成24年4月28日(土)午前10時発売》
*サークルKサンクス・セブンイレブンでもお買い求めいただけます!

Ticket PIA (P-code 420-344) [Circle K Sunkus & 7-Eleven]


公演の内容が盛りだくさんなので “チケットぴあ”さん の情報欄に入り切らず、
次のように掲載されています。
タイトルは FRIENDSHIP のみです。 



「FRIENDSHIP」

公演期間: 2012 / 6 / 10 (日)

公演会場: 名古屋市芸術創造センター(愛知県)

出演者など: [出演] 永見隆幸(芸術監督) [演出・振付] 桜井ゆう子
[出演] クロスローズ/Merry Artists Company/CUGJO他

注意事項: 未就学児童は入場不可。

問合せ先: マネージメント・プロ 052-735-3151





Crossroads Quartet & Merry Artists Company
メリー・アーティスツ・カンパニー&クロスローズ・カルテット

omote.JPG ← クリックすると少し大きくなります

公益財団法人 名古屋市文化振興事業団[芸術創造センター] 招聘公演



平成24年6月10日(日) 開場15:30 開演16:00
名古屋市芸術創造センター

Nagoya City Performing Arts Center

June 10, 2012 Sunday
The theatre opens at 15:30
The performance commences at 16:00



ura.JPG ← クリックすると少し大きくなります
永見隆幸 &ジム・ヘンリー
Jim Henry &Takayuki NAGAMI



出演:クロスローズ Crossroads Quartet
メリー・アーティスツ・カンパニー Merry Artists Company
重左恵里(Pf) JYUSA Eri, piano CUGJO



主催:メリー・アーティスツ・カンパニー&公益財団法人名古屋市文化振興事業団
    [芸術創造センター]
共催:芸術文化振興機構アーツ・アクティヴェイター
協力:スマイル・ミュージカル・アカデミー
後援:在名古屋米国領事館/名古屋アメリカンセンター/名古屋ボストン美術館/
中日新聞社/東海テレビ放送/東海ラジオ放送/
愛知県/名古屋市/愛知県教育委員会/名古屋市教育委員会
制作協力:マネージメント・プロ
制作:ザ・ディライトフル・カンパニー/オフィス:Dスマイル

・Organizer:
Merry Artists Company &Nagoya City Cultural Promotion Agency
・Co-Organizer:
Arts Promotion Organization "Arts Activator"
・Cooperator:
Smile Musical Academy
・Supporter:
Consulate of the United States Nagoya, Japan/Nagoya American Center/Nagoya/Boston Museum of Fine Arts/
Chunichi Shinbun (newspaper publishing company)/Tokai Television Broadcasting Co., Ltd./Tokai Radio Broadcasting Co., Ltd./
Aichi Prefectural Government/City of Nagoya/Aichi Prefectural Board of Education/Nagoya City Board of Education
・Assistant producer:
Management Pro
・Producer:
The Delightful Company/Office:D-Smile


お問合せ:芸術創造センター 052-931-1811/
マネージメント・プロ 052-735-3151/
オフィス:Dスマイル 0568-34-8078





名古屋市文化振興事業団の関連施設でも チケット発売Sold Out!

Also, the tickets are on sale at Nagoya City Performing Arts Center,
All “Bunka Shou-Gekijyou” theaters in Nagoya, etc.

Inquiry: Nagoya City Performing Arts Center 052-931-1811



芸術創造センター[新栄]
中村文化小劇場[中村公園内]
南文化小劇場[南区千竈通2丁目]
西文化小劇場[浄心;西区花の木2丁目]
港文化小劇場[港区役所;港区港楽2丁目]
天白文化小劇場[原ターミナルビル4階]
名東文化小劇場[上社ターミナルビル3階]
守山文化小劇場[小幡駅;守山区小幡南1丁目]
北文化小劇場[黒川;北区志賀町4丁目]
緑文化小劇場[徳重;緑区乗鞍2丁目]
東文化小劇場[矢田;ナゴヤドーム前]
熱田文化小劇場[熱田駅;熱田区神宮3丁目]
千種文化小劇場[吹上;千種区千種3丁目]
中川文化小劇場[荒子駅;中川区吉良町]
青少年文化センター(アートピア)[栄ナディアパーク内]
音楽プラザ[金山]
演劇練習館(アクテノン)[中村公園]
市民会館[金山]
市民ギャラリー栄[中区役所朝日生命共同ビル7&8階]
市民ギャラリー矢田[ナゴヤドーム前]
名古屋能楽堂[名古屋城正門前]


お問合せ:芸術創造センター 052-931-1811





次の各所でもチケット発売Sold Out!


芸文プレイガイド
マネージメント・プロ 052-735-3151
オフィス:Dスマイル 0568-34-8078


The tickets are on sale at the following BOX Offices too! Sold Out!

Aichi Arts Center Play Guide
Management Pro 052-735-3151
Office:D-Smile 0568-34-8078





詳細は このプログの

クロスローズを 詳細に 紹介させていただいている
クロスローズ&メリー・アーティスツ・カンパニー特別公演
いよいよ2ヶ月後に迫る!!  と

クロスローズ&メリー・アーティスツ・カンパニー特別公演
Special Performance "FRIENDSHIP" Co-Starring
Crossroads & Merry Artists Company
名古屋市文化振興事業団チケット販売開始!! を

ご参照ください!


メリー&クロスローズ特別公演の概要は こちらをクリック!
 ↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2012-04-10
 ↑
Click here to see the details ♪



クロスローズ&メリー・アーティスツ・カンパニー特別公演 Special Performance "FRIENDSHIP" Co-Starring Crossroads & Merry Artists Company 名古屋市文化振興事業団チケット販売開始!!  「永見隆幸&ジム・ヘンリー」 ” Jim Henry&Takayuki Nagami ” [メリー情報]


主催 メリー・アーティスツ・カンパニー&
公益財団法人名古屋市文化振興事業団[芸術創造センター]
Merry Artists Company&
Nagoya City Cultural Promotion Agency, Organizer

クロスローズ&メリー・アーティスツ・カンパニー特別公演
“FRIENDSHIP”
Special Performance "FRIENDSHIP" Co-Starring
Crossroads & Merry Artists Company


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公益財団法人 名古屋市文化振興事業団[芸術創造センター] 招聘公演



このブログをご覧の方だけに
♪ 内緒で ♪
演奏予定の曲目を チョッピリ お報せしちゃいますっ



・16 Tons 「シックスティーン・トンズ」
炭鉱労働者の歌。数多くのシンガーが歌っていますが、
ジム・ヘンリーのベース・ソロは必聴。

・Why Do Fools Fall In Love
「ホワイ・ドゥ・フールス・フォール・イン・ラヴ~恋は曲者(くせもの)
フランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズの大ヒット。
全米・全英のチャートを総なめにし、多くのアーティストにカヴァーされています。
若き日のジョージ・ルーカスの映画「アメリカン・グラフィティ」の挿入歌としても有名。
Crossroads & Merry Artists Company で お届けします。

・Grandfather's Clock 「大きな古時計」
♪大きなのっぽの古時計~おじいさんの時計♪
誰もが知ってる、平井堅も歌った、あのアメリカン・メロディー。 

・Orange Colored Sky 「オレンジ・カラード・スカイ~橙色の空」
ナット“キング”コールが歌って有名になった曲で、
レディ・ガガなど多くのシンガーにカヴァーされています。

・That Lucky Old Sun
「ザット・ラッキー・オールド・サン~あの幸運な昔ながらの太陽」
クロスローズがインターナショナル・チャンピオンに輝いた時に歌った
感動的なアメリカン・スタンダード・ナンバーです。


♪ 永見隆幸先生がアメリカへ渡って はじめてコンサートで歌われたのも
  この「That Lucky Old Sun ~ ザット・ラッキー・オールド・サン」
  永見先生とジムさんって 本当に深いご縁があるのでしょうね ♪


・Don’t Be That Way 「ドント・ビー・ザット・ウェイ」
ご存知ベニー・グッドマンの名曲。
エラ・フィッツ・ジェラルドやサッチモ(ルイ・アームストロング)たちも歌っています。

・A Little Surprise ~ Secret Songs
ちょっとしたサプライズ。皆さん絶対ご存知の曲です。
申し訳ありませんが、舞台で披露するまで秘密にさせてください。

・Country Dances 「カントリー・ダンス」
3分余の間に16曲ものアメリカの有名なカントリー・メロディーをグッと凝縮し、
クラシックの名曲などもちりばめて、オシャレなアレンジでお届けします。


曲目の差し替えがあるかもしれませんので ご承知ください


♪ そのほか
キャブ・キャロウェイの歌、映画音楽、黒人霊歌など、盛りだくさん!

クロスローズ と メリー・アーティスツ・カンパニーが
同じ曲を 違うアレンジで 歌い分けたり…

クロスローズとメリーの男声だけで ちょっとしたステージも ご用意。
ひょっとしたら 永見先生とジムさんのかけ合いが 聴けるかも…

皆様がよく知っていらっしゃるステキな名曲を
イッパイ&本当にイッパイ演奏しちゃいます ♪





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クロスローズ


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メリー・アーティスツ・カンパニー “LOVE”  芸術創造センター

It is Takayuki NAGAMI who wears a silver tailcoat
in the stage center. (Nagoya City Performing Arts Center)
舞台中央 銀の燕尾服を着けて熱唱する 永見隆幸





名古屋市文化振興事業団の新しいチケット販売システムが整い!



クロスローズ&メリー・アーティスツ・カンパニー特別公演
“FRIENDSHIP”
Special Performance "FRIENDSHIP" Co-Starring
Crossroads & Merry Artists Company



Tickets Sold Out ! at
Nagoya City Performing Arts Center



チケットSold Out!



チケットは次の場所でお求めになれます!
超便利!
お近くの事業団施設で是非どうぞっ



芸術創造センター[新栄]
中村文化小劇場[中村公園内]
南文化小劇場[南区千竈通2丁目]
西文化小劇場[浄心;西区花の木2丁目]
港文化小劇場[港区役所;港区港楽2丁目]
天白文化小劇場[原ターミナルビル4階]
名東文化小劇場[上社ターミナルビル3階]
守山文化小劇場[小幡駅;守山区小幡南1丁目]
北文化小劇場[黒川;北区志賀町4丁目]
緑文化小劇場[徳重;緑区乗鞍2丁目]
東文化小劇場[矢田;ナゴヤドーム前]
熱田文化小劇場[熱田駅;熱田区神宮3丁目]
千種文化小劇場[吹上;千種区千種3丁目]
中川文化小劇場[荒子駅;中川区吉良町]
青少年文化センター(アートピア)[栄ナディアパーク内]
音楽プラザ[金山]
演劇練習館(アクテノン)[中村公園]
市民会館[金山]
市民ギャラリー栄[中区役所朝日生命共同ビル7&8階]
市民ギャラリー矢田[ナゴヤドーム前]
名古屋能楽堂[名古屋城正門前]



お問合せ:芸術創造センター 052-931-1811

入場料:前売4,000円/当日5,000円 (全自由席 )


Inquiry: Nagoya City Performing Arts Center 052-931-1811

Admission Fee:¥4,000(ADV) ¥5,000(DOOR)
【Nonreserved Seat Only】





よくある間違い

正:メリー・アーティス・カンパニー (グループ⇒複数)
誤:メリー・アーティス・カンパニー

正:スマイル・ミュージカル・アカデミー (舞台人養成機関)
誤:スマイル・ミュージック・アカデミー (音楽教室ではありません)

正:第1回定期公演 ボビー・ダーリンの時代
    間違える理由がイマイチよくわかりません?!?!?!?!?



Merry Artists Company   メリー・アーティスツ・カンパニー  を 略して

メリー または MAC (マック) という愛称で呼ぶ方もいらっしゃいます

これは どちらも O.K.!!





クロスローズを 詳細に 紹介させていただいている
このプログの

クロスローズ&メリー・アーティスツ・カンパニー特別公演
いよいよ2ヶ月後に迫る!!

も ご参照ください!


メリー&クロスローズ特別公演の概要は こちらをクリック!
 ↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2012-04-10
 ↑
Click here to see the details ♪


クロスローズ&メリー・アーティスツ・カンパニー特別公演   いよいよ2ヶ月後に迫る!!  Special Performance "FRIENDSHIP" Co-Starring Crossroads & Merry Artists Company 「永見隆幸&ジム・ヘンリー」 ” Jim Henry&Takayuki Nagami ” [メリー情報]


主催 メリー・アーティスツ・カンパニー公益財団法人名古屋市文化振興事業団[芸術創造センター]
Merry Artists Company &Nagoya City Cultural Promotion Agency, Organizer


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メリー・アーティスツ・カンパニー Merry Artists Company PHOTO:田中聡(テス大阪)



クロスローズ&メリー・アーティスツ・カンパニー特別公演
『FRIENDSHIP』
Special Performance "FRIENDSHIP" Co-Starring
CrossroadsMerry Artists Company

公益財団法人 名古屋市文化振興事業団[芸術創造センター] 招聘公演


"クロスローズ" ジャパン・デヴューin ナゴヤ!


2009 BHS International Quartet Champions “Crossroads”
Japan debut at Nagoya!!


2009 バーバーショップ・ハーモニー協会
インターナショナル・チャンピオン・カルテット "クロスローズ" 初来日。


アメリカが誇るア・カペラ世界王者 クロスローズ 名古屋で衝撃の日本デヴュー!


メリー・アーティスツ・カンパニーとクロスローズのコラボレーション遂に実現!

2010年にジム・ヘンリーさん一人で「メリー」と共演する約束ができていたのは
  メリー・ファンの皆さんなら ご存知のはず
  しかし…
  クロスローズの家族全員が 一つのファミリーのような絆で結ばれていることに
  感銘を受けた永見隆幸芸術監督のはからいで 本年 クロスローズすべての
  メンバーを招聘する運びになりました


メリーの永見隆幸芸術監督とクロスローズのリーダー格ジム・ヘンリーさんは
アメリカ大学時代の親友。

♪ 今でも 携帯電話とEメールで しょっちゅう やりとり している仲です
  お互いに忙し過ぎて つかまらないことも しょっちゅう らしいのですが… ♪


歌の舞台をたくさん共有した二人がどんなステージを創り、魅せてくれるのか、
期待は膨らむ!



Crossroads Quartet & Merry Artists Company
メリー・アーティスツ・カンパニー&クロスローズ・カルテット

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平成24年6月10日(日) 開場15:30 開演16:00
名古屋市芸術創造センター

Nagoya City Performing Arts Center

June 10, 2012 Sunday
The theatre opens at 15:30
The performance commences at 16:00



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永見隆幸 &ジム・ヘンリー
Jim Henry &Takayuki NAGAMI





主催:メリー・アーティスツ・カンパニー&公益財団法人名古屋市文化振興事業団
    [芸術創造センター]
共催:芸術文化振興機構アーツ・アクティヴェイター
協力:スマイル・ミュージカル・アカデミー
後援:在名古屋米国領事館/名古屋アメリカンセンター/名古屋ボストン美術館/
中日新聞社/東海テレビ放送/東海ラジオ放送/
愛知県/名古屋市/愛知県教育委員会/名古屋市教育委員会
制作協力:マネージメント・プロ
制作:ザ・ディライトフル・カンパニー/オフィス:Dスマイル

・Organizer:
Merry Artists Company &Nagoya City Cultural Promotion Agency
・Co-Organizer:
Arts Promotion Organization "Arts Activator"
・Cooperator:
Smile Musical Academy
・Supporter:
Consulate of the United States Nagoya, Japan/Nagoya American Center/Nagoya/Boston Museum of Fine Arts/
Chunichi Shinbun (newspaper publishing company)/Tokai Television Broadcasting Co., Ltd./Tokai Radio Broadcasting Co., Ltd./
Aichi Prefectural Government/City of Nagoya/Aichi Prefectural Board of Education/Nagoya City Board of Education
・Assistant producer:
Management Pro
・Producer:
The Delightful Company/Office:D-Smile


お問合せ:芸術創造センター 052-931-1811/
マネージメント・プロ 052-735-3151/
オフィス:Dスマイル 0568-34-8078

入場料:前売4,000円/当日5,000円 (全自由席 )

取扱い:チケットぴあ (Pコード 420-344) 【4月28日(土) Sold Out!
*サークルKサンクス・セブンイレブンでもお買い求めいただけます。
芸術創造センター/市内各文化小劇場 【 チケットSold Out!】
芸文プレイガイド/マネージメント・プロ/オフィス:Dスマイル
【4月20日頃発売開始予定 チケットSold Out!


Inquiry: Nagoya City Performing Arts Center 052-931-1811/
Management Pro 052-735-3151/
Office:D-Smile 0568-34-8078

Admission Fee:¥4,000(ADV) ¥5,000(DOOR)
【Nonreserved Seat Only】

Box Office: Ticket PIA (P-code 420-344) [Circle K Sunkus & 7-Eleven]
         【Tickets go on sale Saturday April 28 Sold Out !
Nagoya City Performing Arts Center 【Sold Out !】
All “Bunka Shou-Gekijyou” theaters in Nagoya 【Sold Out !】
Aichi Arts Center Play Guide/Management Pro/Office:D-Smile
【Tickets go on sale around April 20, 2012 Sold Out !





jimsan.JPG
Greetings    Jim Henry


I am thrilled to be sharing the stage again with
Takayuki Nagami after nearly 20 years.

Tak and I were the best of friends in college longer ago than
either of us would care to admit.
We have many memories of singing together in choir,
an opera production,
a jazz octet (Tak was first tenor, I was bass),
culminating in a duet performance of
Henry Purcell’s “Sound the Trumpet.”
Tak even made the posters advertising
my senior voice and composition recitals.

After college we went our separate ways,
me to graduate school in St. Louis and
Tak, eventually, back to Japan.
So it is a special treat for me to reunite with
my old friend in song over two decades later,
this time in his wondrous and beautiful home country of Japan.

I am indeed grateful to be here in Nagoya.





ごあいさつ   ジム・ヘンリー


およそ20年という歳月が流れた後、
永見隆幸と再びステージを共にすることに、わくわくしています。

タックと私は、大学時代、自他共に認める親友でした。
私達には、共に歌った、たくさんの思い出があります。
合唱、オペラのプロダクション、
ジャズの八重唱団 (タックはファースト・テナー、私はベース)、
白眉はヘンリー・パーセルの二重唱『サウンド・ザ・トランペット』。
タックは、私の、声楽と作曲のシニア・リサイタル(卒業演奏会にあたる)を
広告するポスターさえも制作してくれたのです。

大学卒業後、我々は別々の道を歩みました。私はセントルイスの大学院に、
タックは(数年後)“最終的には実際に”日本へ行ってしまった。
ですから、20年の月日を越えて 歌で旧友と再会を果たすことは、
私にとって特別な「おもてなし」なのです。
それも、今回は、驚きに満ちた美しい彼の母国「日本」で。

私は、本当に、名古屋へ伺えることに感謝しています。

jimdirect.jpg Jim Henry







♪ 永見隆幸先生とジム・ヘンリー氏はアメリカ大学時代の親友です ♪


去年 永見先生のアメリカ行にお供させていただいた時のこと
ジムさんが永見先生を見つけるなり “Takayuki” と大声で叫ぶと
とってもよく通る よいお声だったので(当り前ですが)みんなが振り返りました
“Oops, sorry ・・・” と ジムさん     そして big hug!
おふたりの心に 思い出が いっぱい詰まっていることを実感した瞬間です


連日 合唱団の練習があったので 毎日のように顔を合わせていたというお話
もちろん 複数年にわたって
(永見先生は The member of the year に選ばれてたらしい  初耳 )

オペラのプロダクションでご一緒した話題や
ジャズ八重唱団でジムさんアレンジの“アンディサイディッド”を初演して
永見先生がトップ・テナー、ジムさんがベースを歌っていた頃のこと

ヘンリー・パーセルの二重唱『サウンド・ザ・トランペット』を
いきなり二人が無伴奏で歌い出したときには サスガの私も驚きましたが
(20年以上前に歌ったデュエット 未だ覚えてるんだ…  スゴイ )

そして

永見先生は
クラシック オペラ 現代音楽 ミュージカル ジャズなどの
ソリスト パフォーマーの道に

ジムさんは
コーラスや重唱など ハーモニーを中心にしたレパートリーの
作曲家 アレンジャー パフォーマー 教育者の道に


そうそう 話はかわりますが…


永見先生は 日本を発つ前から
アメリカで うまいチリが食べたい うまいチリが食べたいと
念仏を唱えるが如く ことあるたびに繰り返しおっしゃってました

アメリカでは単にチリと言い習わしてますが
メキシコ料理の一つで チリ・コン・カルネ chili con carne が正式名称

『求めよ さらば与えられん』

偶然にも チリ・パーティーが開かれるということで
永見先生も招待されて 俄然 大張り切り
私たちまで お招きに預かりました

パーティーのホストは 有名な編曲者 数学者としても名高いディヴィッド・ライトさん
ジムさんの前にアンバサダーズ・オヴ・ハーモニーのディレクターをなさっていて
現在もアソシエイト・ディレクターを務めておられる方です

ジムさんとブランドンさんの案内で一路ディヴィッド・ライトさんのお宅へ
ヴォーカル・スペクトラムの面々もパーティーに合流

甘口 と 辛口 のチリが用意されており
永見先生は 私たちの心配をよそに それぞれ 10杯ほど お召し上がりに

そのうえ 目ざとく 近くにあったコーン・ブレッドを見つけて ムシャムシャ
「こんなにおいしいコーン・ブレッド食べたことない!」と シャウト!

そのコーン・ブレッドは ディヴィッド・ライトさんの お手製で 自慢の逸品
二人は意気投合して暫し歓談 (いいな~ すぐに タック!ディヴィッド!なんだから)
すると ディヴィッド・ライトさんが 僕 君をみたことがある と言い出されて

It's a small world!   ほんとうに世界は狭い!

どうやら ディヴィッド・ライトさんは
永見先生のステージをご覧になり 歌を聴きにいらしたことがあるらしいと判明


それはさておき…


ジムさんのシニア・リサイタルを広告するポスターを永見先生が制作されたことは
ジムさんにお聞きするまで永見先生が忘れていらして しきりに照れてらっしゃった

永見先生が若き日のバースデー・パーティーの逸話やら 共通のご友人の消息やら


ステキな思い出話は尽きる様子もなく続く…   あ~うらやましいっ







クロスローズ&メリー・アーティスツ・カンパニー特別公演

タイトルは 『 フレンドシップ ~ FRIENDSHIP 』

永見先生とジムさんの友情がきっかけで実現しました



この 『 フレンドシップ ~ FRIENDSHIP 』が

クロスローズ と メリー・アーティスツ・カンパニーの間に

 ひいては

日本 と アメリカ の間に

 そして

世界中 に 広がりますように





♪~ ♪~ ♪~ ♪~ ♪~





Crossroads
2crossroadsblue.JPG

クロスローズ Crossroads は、
バーバーショップ・ハーモニー協会2009
インターナショナル・チャンピオン・カルテット。

実質的な無伴奏四重唱の世界王者、
世界一のア・カペラ・グループと言ってよい。

「クロスローズ」のメンバー全員が、
以前に所属していたバーバーショップ・カルテットでも
インターナショナル・チャンピオンになった経験を持つという、
驚異的な実力者揃いのグループである。

ベースのジム・ヘンリーは、
同じバーバーショップ・ハーモニー協会2009
インターナショナル・コンペティションで
手兵の合唱団「アンバサダーズ・オヴ・ハーモニー」を指揮して
インターナショナル・チャンピオンの座を見事に勝ち取り、
バーバーショップ・ハーモニー協会史上初の
同一コンペティションにおける二冠王となった。

jimaoh.jpg
The Ambassadors of Harmony directed by Jim Henry

アンバサダーズ・オヴ・ハーモニーが バーバーショップ・ハーモニー協会2009
インターナショナル・コンペティションでチャンピオンの座を勝ち取ったニュースは
センセーショナルに各方面を駆け巡った。
それは、
過去30年にわたり王座に君臨し続け、不敗神話を誇る
“ヴォーカル・マジョリティ” を押さえての優勝だったからである。

jimhenryaoh.jpg
ジム・ヘンリー&アンバサダーズ・オヴ・ハーモニー





Crossroads Quartet
crossroads.jpg

♪ クロスローズ・カルテット メンバー ♪


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ジム・ヘンリー (Jim HENRY) ベースBass


中西部のハーバードと謳われるワシントン大学で作曲の博士号を取得。
現在、UMSL(ユニヴァーシティ・オヴ・ミズーリ/セント・ルイス)
合唱学科のディレクターで、
「ユニヴァーシティ・シンガーズ」と「ヴォーカル・ポイント」の指揮者を務め、
合唱法、合唱編曲法、合唱指揮法を教えている。
過去にセントルイス交響合唱団のベース・セクション・リーダーを務めていた。
2009優秀教育者ミズーリ州知事賞受賞。

バーバーショップ、ジャズ、ライト・クラシックをレパートリーにしている
160人の男声ア・カペラ合唱団「ジ・アンバサダーズ・オヴ・ハーモニー」の
音楽監督&芸術監督としても知られる。
「ジ・アンバサダーズ・オヴ・ハーモニー」は3種類のレコーディングを制作、
2009年にはバーバーショップ・ハーモニー協会史上最高得点を挙げて
インターナショナル・チャンピオンに輝いた。

因みに、バーバーショップ・ハーモニー協会2006インターナショナル・チャンピオン
「ヴォーカル・スペクトラム」のメンバーは、
全員が「アンバサダーズ・オヴ・ハーモニー」にも所属しており、
ジム・ヘンリーの薫陶を受けている。

バーバーショップ・ハーモニー協会1993インターナショナル・チャンピオン
「ザ・ガス・ハウス・ギャング」の編曲者で創立メンバー。
「ザ・ガス・ハウス・ギャング」は5種類のレコーディングを制作、
50の州と15ヶ国において公演し、「グランド・オール・オプリ」から
「カーネギー・ホール」までのステージに上る。
NBC「トゥデイズ・ショウ」、NPR「アット・ザ・クリエイション」、
2つのPBSスペシャル「ヴォイセズ・イン・ハーモニー」と「ジ・エッグ」などで
大きく取り上げられている。



guyton.jpg
ブランドン・ガイトン (Brandon GUYTON) バリトンBaritone


バーバーショップ・ハーモニー協会2002インターナショナル・チャンピオン
「フォー・ヴォイセズ」での金メダリストとして知られる。

「フォー・ヴォイセズ」は学生チャンピオンが
国際チャンピオンになった初めてのカルテットで、
2種類のレコーディングを制作、44の州と4ヶ国において公演し、
リンカーン・センター級のステージを多く務めた。

3度グラミー賞に輝いたゴスペル・シンガーのビル・ゲイザーや
スウィングル・シンガーズなど、
数え切れぬほどのアーティストと共演している。



slamka.jpg
マイク・スラムカ (Mike SLAMKA) リードLead


バーバーショップ・ハーモニー協会2003インターナショナル・チャンピオン
「パワー・プレイ」のリード。

12回の挑戦の末にチャンピオンの座に輝いた「パワー・プレイ」は、
リードにマイク、ベースに父のジャック、バリトンに弟のマーク、
テナーにいとこのドンを配し、スラムカ一族のカルテットとして知られる。

3種類のレコーディングを制作、ザ・ジェイン・ポーリー・ショウや
1925年から続くアメリカ最古のラジオ番組「グランド・オール・オプリ」に
ゲスト出演するなど、全国各地で公演を行った。



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フレッド・ファレル (Fred FARRELL) テナー Tenor


バーバーショップ・ハーモニー協会1989インターナショナル・チャンピオン
「セカンド・エディション」のメンバー。

「セカンド・エディション」は2種類のレコーディングを制作、
38の州と6ヶ国で公演、
PBS(公共放送サーヴィス)で放映されたウルフ・トラップ・シアター
50周年記念ガラ・コンサートやNBCナイトリー・ニュースにも登場した。

マイケル・フェインスタイン、ディジー・ガレスピー、ローズマリー・クルーニー、
マリリン・マックー、ビリー・ディヴィス・ジュニアら、
数多くのアーティストと共演している。



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【今なぜ東海地方に「クロスローズ」なのか?~タック&ジム】


「クロスローズ」は世界一のア・カペラ・カルテットと言える。
それだけでも招聘に値する理由になるが、
実は、
メリー・アーティスツ・カンパニーの永見隆幸芸術監督と
「クロスローズ」のリーダー格であるジム・ヘンリーは
アメリカ大学時代の親友なのだ。

ジムが編曲したジャズ・オクテット『アンディサイデッド』を初演した際にも、
永見がトップ・テナーを、ジムがベースを歌い、
ヘンリー・パーセルの二重唱『サウンド・ザ・トランペット』の共演とならび
絶賛された。

始めて日本にやって来るア・カペラ・カルテットの世界王者『クロスローズ』。
記念すべき その 初上陸地点は愛知県 名古屋市 と決まった。

芸術とエンターテインメントが両立した本物の舞台を東海地方から発信する
メリー・アーティスツ・カンパニーとのコラボレーションは興味津々。

タック、ジムと呼び合う仲のふたりがどんなステージを創り、
聴かせ、観せ、また魅せてくれるのか。

否が応でも期待は膨らむ!


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【バーバーショップ・スタイルとは?】


ざっくり言ってバーバーショップ・スタイルとは無伴奏の四重唱。

通常は、テナーが最も高い音域のハーモニー・パート、
次に高い音域を担当するリード・パートがメロディ、
ベースが最も低い基音を受け持ち、
バリトンがハーモニーを完成させる。

アメリカを中心に発達したタイトなハーモニーを楽しむ独特のア・カペラ・カルテット。

バーバーショップ・ハーモニーの発生は19世紀のアメリカの床屋で、
当時歌われていた黒人カルテットの音楽スタイルが定着したらしい。

バーバーショップ・スタイルと言えば、混声や女声もあるとは言え、
一般的には男声四重唱を指すことが多いようだ。


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【バーバーショップ・ハーモニー協会 (BHS) とは?】


テネシー州ナシュビルに本部がある世界最大の男声合唱の組織。
1938年の創立以来、70年を超える歴史を誇り、
米国とカナダを中心に全世界で4万人近い会員がいるという。

彼等が年に一度、世界中から集い、音楽性、歌唱力、表現力、その心や
うまさや技術などを競うのがインターナショナル・コンペティション。

そのチャンピオンならば、ア・カペラ世界一と呼ばれて然るべきだろう。



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Fred     Mike   Jim   Brandon
フレッド    マイク   ジム   ブランドン

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ブランドン Brandon  ジム Jim  マイク Mike  フレッド Fred





スタッフ Staff

芸術監督:永見隆幸 NAGAMI Takayuki, Artistic Director
演出・振付:桜井ゆう子 SAKURAI Yuko, Stage Director &Choreographer
音楽監督:塚本伸彦 TSUKAMOTO Nobuhiko, Music Director
タップ振付:宇佐見祐林 USAMI Yuki, Tap Dance Choreography
舞台監督:井上知也 INOUE Tomoya, Stage Manager
照明:小嶋薫(ジェイエス) KOJIMA Kaoru (JS), Lighting
音響:岡田陽一(ジェイエス) OKADA Youichi (JS), Sound
衣装:アトリエUTA Atelier UTA, Costume
衣装協力:下斗米雪子(エフ・ジー・ジー)
SHIMOTOMAI Yukiko (F・G・G), Cosutume Cooperation
舞台美術:井上知也 INOUE Tomoya, Set Design
ダンス・ミストレス:柘植万梨恵 TSUGE Marie, Dance Mistress
制作:加藤雅之 KATO Masayuki, General Manager
製作助手:安藤麻美 ANDO Ami, Assistant Manager
音楽部助手:浅野愛 ASANO Ai, Music Division Assistant
制作協力:吉見眞吾(マネージメント・プロ)
YOSHIMI Shingo (Management Pro), Management Cooperation





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永見隆幸 [音楽家 著作家] NAGAMI Takayuki, Musician&Writer


10年にわたるアメリカ生活が、本格的な実力派歌手としての道を開いて、
海外で活躍するようになった。数々のオーケストラと共演している。

主なレパートリーは、クラシックと現代音楽とジャズ。
すばらしい高音と、中低音の美しい響きが、多くのファンを魅了して来た。

しっかりとした技術に支えられながらテクニックを感じさせない自然な音楽。
心に響くその歌は、温かさと知性を併せ持ち、
アーティストとしての高いセンスを感じさせる。

殊に、独自の表現スタイル、卑俗に流れない品格、
鋭い感性、優れた洞察力、豊かな言語感覚、
柔らかく甘い美声と深みのある伸びやかな歌唱に定評がある。


ニコラス・マクギーガンによってヘンデルのオペラ「アシスとガラテア」の
アシスに抜擢されてからは、数多くのオペラやミュージカルに主演。

「コジ・ファン・トゥッテ」フェランド 「後宮よりの誘拐」ベルモンテ 「魔笛」タミーノなど、
モーツァルトを筆頭とする古典派のオペラや、ヘンデルなどのバロック・オペラで
主役を多く務めた。

ロマン派では
ウェーバー「魔弾の射手」マックス、
ビゼー「カルメン」ホセ、 ビゼー「真珠採り」ナディール、
ヴェルディ「椿姫」アルフレード、
プッチーニ「ラ・ボエーム」ロドルフォなどを好演。

オッフェンバック「天国と地獄/地獄のオルフェ」オルフェなど、
オペレッタ、ミュージカル、ミュージカル・レヴューでも主演多数。

シェイクスピア「真夏の夜の夢」のオベロンや、
三木稔&ふじたあさや「照手と小栗」君の長と鬼次の二役、
ミュージカル「キャバレー」のM.C.というようなユニークな役も演じた。


交響曲、宗教曲、合唱曲の独唱者や
コンサートのソリストとしても頻繁に起用されている。

バッハ「マタイ受難曲」福音詩家、
ハイドン「天地創造」ウリエル、 ハイドン「四季」ルーカス、
ベートーヴェン「橄欖山上のキリスト」イエス、
メンデルスゾーン「エリヤ」オバデヤとアハブ、
ベルリオーズ「キリストの幼時」語り手などのほか、

「メサイア」をはじめとするヘンデルのオラトリオ、
パーセルのアンセムやオード、
バッハ「ミサ曲ロ短調」やカンタータ、
C.P.E.バッハ「マニフィカート」、
モーツァルト「レクィエム」「大ミサ曲ハ短調」「戴冠ミサ」、
ベートーヴェン「交響曲第9番」「ミサ・ソレムニス」「ミサ曲ハ長調」「合唱幻想曲」、
メンデルスゾーン「エリヤ」「交響曲第2番 賛歌」
  「教会音楽Op.23第2番アヴェ・マリア(テノール独唱・合唱・管弦楽)」、
ブルックナー「テ・デウム」
などのテノール独唱を務めている。


歌曲は、モーツァルトやメンデルスゾーンなど、
独墺系のリートによってプログラムを組むことが多い。

シューマン「詩人の恋」や シューベルト「冬の旅」のコンサート、
パーセルの歌曲によるコンサート、
リヒャルト・シュトラウスの歌曲によるコンサート、
マーラーの歌曲によるコンサート、
コルンゴルトの歌曲によるコンサートなどを意欲的に行った。

バーンスタイン『チチェスター詩篇』や
オルフ『カルミナ・ブラーナ』のカウンター・テナー独唱、
ショスタコーヴィチ『ユダヤの民俗詩より』(管弦楽伴奏)のテノール・ソロをはじめ、
近代現代の音楽にも積極的に取組んでいる。


ジャズの分野において特にスタンダード・ジャズの歌唱力が高く評価されており、
得意とするジャズ・ナンバーは、
“Mack The Knife” “Artificial Flowers” “Hello Young Lovers”
“That's all” “Beyond The Sea” “As Long As I'm Singin' ”
“The Curtain Falls” “Simple Song Of Freedom”
“Lover Come Back To Me” “Smile” “And I Love You So”
“I've Got You Under My Skin” “Theme From New York, New York”
“The Lady Is A Tramp” “All Of Me” “I Get A Kick Out Of You”
“Let Me Try Again” “Minnie The Moocher” “Jumpin' Jive”
“It Don't Mean A Thing If It Ain't Got That Swing”
“I'm Just A Lucky So And So” など、
ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感と抜群の表現力に定評がある。
絶妙な英語さばきやリズム処理、
力のあるロングトーンや美しいフレージングなどに本領を発揮。
「雰囲気のある歌を紡ぎ出す」という赴きのバラードを好むファンも少なくない。


指揮者やヴォイス・トレイナーとしても活動。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

著作家として、あらゆるジャンルにわたり執筆、特に芸術批評で知られる。
執筆・編集・デザインした「浅野弥衛」の図録が
東京国立近代美術館アートライブラリなどに収蔵された。

ランボオ、ボオドレエル、マラルメなどの朗読も好評で
常に様々な表現にチャレンジして自己と向き合う姿勢が高く評価されている。


ひとりの芸術家としては拠点を定めず忙しく世界中を飛び回っているが、
メリー・アーティスツ・カンパニーの芸術監督として、
東海地方から本物の総合舞台芸術の発信にも力を注ぐ。


現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、
スマイル・ミュージカル・アカデミー芸術監督、
オフィス:Dスマイル チーフ・ディレクター、
二期会(東京)会員。





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桜井ゆう子 [演出家 振付家 脚本家]
SAKURAI Yuko, Stage Director &Choreographer & Playwright


演出家、振付家、脚本家。
スマイル・ミュージカル・アカデミー主宰。Smile Musical Academy, President

幼少よりクラシック・バレエを始め、18歳でミュージカル・デヴュー。
以来、ミュージカルやオペラオやペレッタなどの出演を重ねた。

NHK中部ラジオ小劇場、FMラジオシアターなどに、主演作、出演作、多数。
NHKドラマ愛の詩「オグリの子」、「定年ゴジラ」
TBS系「幼稚園ゲーム」、「キッズウォー5」などにレギュラー出演。

2005年の愛知万博「愛・地球博」にて、石井竜也総合プロデュース
『フォレスト・フェアリーズ・ボール精霊達の森林舞踏会』の振付と振付指導を務める。
会期中125回の公演を重ね20万人を超える観客を動員した
『精霊達の森林舞踏会』は、大きな反響を呼び、引続き
東京、大阪、名古屋において石井竜也氏のコンサートという形で上演された。
そのステージ『COCOROCK FOREST CONCERT』の振付も担当し、
振付指導者として三大都市ツアーに同行している。

主宰するスマイル・ミュージカル・アカデミー全公演の 演出と振付を行う。
オフィス:Dスマイル マネージング・ディレクター、日本劇作家協会 会員。
メリー・アーティスツ・カンパニー全公演の 演出と振付を手がけた。





演奏


ピアニストの ご紹介。
北海道は函館市出身、
愛知県立芸術大学卒業、同大学院修了。
その実力は折紙つき、各地で素晴らしい大活躍、
こちらも メリー・アーティスツ・カンパニーとは 初共演になる
重左恵里さん。

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JYUSA Eri, piano


オーケストラはフル編成のビッグ・バンド!

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《The professional full-formation big band》


メリー&クロスローズ特別公演の模様は こちらをクリック!
 ↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2012-06-18-1
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Click here to see the details of the specilal performance ♪



メリー&クロスローズ特別公演フレンドシップ詳報は こちらをクリック!
 ↓
http://merry2.blog.so-net.ne.jp/2012-07-20
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Click here to see "Crossroads & MAC FRIENDSHIP" ♪





クロスローズ ~ Crossroads
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ブランドン Brandon      ジム Jim  マイク Mike フレッド Fred





永見隆幸ゲスト出演 Live at 名古屋能楽堂 [NAGAMI Takayuki - sensei]


2012年3月31日(土)

東日本大震災被災地支援コンサート
第一部、第二部、ともに大勢のお客様がお越しくださいました。

心より御礼申し上げます。


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I've Got You Under My Skin/NAGAMI Takayuki

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I've Got You Under My Skin/NAGAMI Takayuki

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All Of Me/NAGAMI Takayuki &Tsuge Marie (left)

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All Of Me/NAGAMI Takayuki (center) TSUGE Marie (left) METSUGI Kyoko (right)

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The Lady Is A Tramp (solo)/NAGAMI Takayuki

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The Lady Is A Tramp (trio)/NAGAMI Takayuki &Marie T.(left) Kyoko M.(right)

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The Lady Is A Tramp (trio)/NAGAMI Takayuki &Marie (left) Kyoko (right)

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The Lady Is A Tramp (trio)/NAGAMI Takayuki &Marie (left) Kyoko(right)

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The Lady Is A Tramp (trio)/NAGAMI Takayuki &Marie (left) Kyoko (right)

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The Lady Is A Tramp (trio)/NAGAMI Takayuki

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That's All/NAGAMI Takayuki (left) Marie&Kyoko (right)

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That's All/NAGAMI Takayuki (right) Marie (left)&Kyoko

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That's All/NAGAMI Takayuki &Marie (left) Kyoko (right)



万雷の拍手喝采をいただきました。



お目にかかってご挨拶したいというお客様がいらっしゃり、永見先生は早々に楽屋を後にされましたが、やはり… ご面識のない方からも握手攻めにあっておられました。


「感動しました。」 「美しいお声と豊かな声量にうっとりしました。」 「トキメキました。ホントにウマイ。」 「曲による歌い分けが見事。すてきな解釈でした。」 「よい歌を有難うございます。」

そのほか

「たくさんの英語をどうやって覚えるんですか。」 「よく、あれだけ速いテンポの曲を、しかも英語で、機関銃のように歌えますね。」 「MCも最高でした」etc.

何も語らず、ただただ何度も何度も お辞儀をなさる女性も…



でも なぜだか 居心地の悪そうな永見先生。

曰く、「もちろん有難いし、嬉しいですよ。 でも、お膳立てしたのは自分ではありませんし… しかも、この舞台は、プロではない有志のスタッフの方々に、手弁当で 支えていただいて成立しているのですから。」ですって。



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厳かな雰囲気を漂わせる公演前の名古屋能楽堂。





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名古屋能楽堂 総木曾檜造りの能舞台 地方自治体が運営している能楽堂としては世界最大

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ジャズ・シンガーのマユミ・ロウさんが客席に!
大須演芸場でも永見先生の歌をお聴きになっていて、そのうえメリー・アーティスツ・カンパニーの公演も聴いてくださり、舞台もご覧いただいていたとのこと… 大感激!!


そして客席には もう お一方、名古屋出身のジャズ・ボーカル yuki さんも…





アメリカはシアトルから駆けつけたのが ジェイ・トーマスさん。 音楽の実力も、ステキな人柄も、説明は不要だと思いますが、この公演に、お父様、マーヴィン・トーマス(Marvin Thomas)さんを お連れになっていらっしゃいました。

ジャズ・ミュージシャンであるマーヴィンさんが、公演後、I will never forget the name "Nagami". とおっしゃり、永見先生の名刺を ご所望に…





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リハーサル中の永見隆幸先生



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NAGAMI Takayuki at the rehearsal




~感動を呼んだビッグ・サプライズ~

諸般の事情により3月のスケジュールを全てキャンセルし、能楽堂のステージにも上れないはずだったサックス奏者 池田篤さんが急遽出演されることに!!!

アンコールで永見隆幸先生と共演なさいました。
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NAGAMI Takayuki (Vo) &IKEDA Atsushi (As)

アンコールは永見先生の十八番 『SMILE~スマイル』!
この公演の棹尾を飾るのにふさわしい名曲です。



以前、公演のパンフレットに掲載された永見先生の文章は
たいへんすばらしく、この曲の全てを物語っています。



"SMILE" for Everyone   永見隆幸


皆さんはチャールズ・スペンサー・チャップリン・ジュニアをご存知でしょうか。 そう、バスター・キートンやハロルド・ロイドと並んで「世界の三大喜劇王」のひとりとして名高い、皆さん御存知の、あのチャーリー・チャップリンのことです。 幾度も来日して、日本贔屓だったチャップリン…

彼はアドルフ・ヒトラーを皮肉った映画『独裁者』で有名ですが、実は、チャップリンの生れた年と月は、ヒトラーと同じ、1889年4月です。 誕生日はチャップリンの方が4日早いのですけれど。

マイケル・ジャクソンが歌った『スマイル』は、チャップリンが1936年の映画『モダン・タイムズ』のラスト・シーンのために作曲したもので、彼の後の映画にも使われました。 1954年に、ジョン・ターナーとジェフリー・パーソンズが歌詞を付け、1955年にはナット"キング"コールが録音して大ヒットを記録。 マイケル・ジャクソンが最も愛した歌『スマイル』は、それをカヴァーしたものです。
 
「喜劇王」という呼び名のイメージには程遠く、彼は実にドラマティックな人生を歩みました。

1936年に発表された『モダン・タイムス』や『独裁者』の頃から、率直にファシズムを批判するチャップリンの姿勢に対して、先鋭的な左翼右翼両派からの批判が激しくなって行きます。 アメリカの市民権を持たないイギリス人だったことも反感を買う一因でした。

第二次世界大戦が終結すると、東側諸国との冷戦が始まり、彼の作風は共産主義を容認するものとして非難の的になりました。 特に1947年公開の『殺人狂時代』以降、バッシングは酷くなる一方でしたが、1948年、フランス映画批評家協会は彼をノーベル平和賞に推薦しています。

1950年代に入って、魔女狩りのように「赤の恐怖」を煽っていたジョセフ・マッカーシー上院議員と結託する下院の「非米活動調査委員会」から、彼は何度も召喚命令を受けました。 そして遂に1952年、『ライムライト』のロンドンでのプレミアのためにイギリスに向かう途中、あろうことか、時のトルーマン政権の司法長官が、移民局に対してチャップリンの再入国ヴィザを拒否するように指示し、事実上の国外追放になりました。 この時チャップリンは、「二度とアメリカには戻らない。」そう誓ったといいます。

アメリカを去ったチャップリンは映画の出演も少なくなり、スイス西部ブベーのブドウ畑が広がる緑多き高台からレマン湖を望む広大な邸宅「マノワール・ド・バン」に移り住んで、妻ウーナや八人の子供たちに囲まれて幸せな晩年を送りました。 世界的な名士として敬愛され、ピアニストのクララ・ハスキル、チェロ奏者のパブロ・カザルス、詩人のジャン・コクトーら、交友関係にも恵まれました。

1962 年に、チャップリンはオックスフォード大学より名誉博士号を受けます。
1964 年には『チャップリン自伝』が出版され、空前のベストセラーに。
1965年、「エラスムス賞」を受賞。
エラスムスはルネサンス時代を代表する人文主義者で、ネーデルランドのロッテルダム出身の神学者、
ヒューマニズムの先駆者として知られています。「エラスムス賞」受賞者には、哲学者のヤスパース、画家のオスカー・ココシュカ、映画監督のベルイマン、彫刻家のヘンリ・ムーア、作曲家のオリヴィエ・メシアン、人類学者のレヴィ=ストロース、振付家のモーリス・ヴェジャール、音楽家のグスタフ・レオンハルト、指揮者のベルナルト・ハイティンクらが名を連ねています。
1971年、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章、パリ市議会からは名誉市民の称号を授与されました。


チャップリンが去って、アメリカでは誰も何もしなかったのでしょうか…

いいえ!

「ニューヨーカー」誌の映画評論家ブレンダン・ギルは"チャップリンをアメリカに里帰りさせよう"と提案し、フィルム・ソサエティのマーティン・シーガル会長が折衝に当り、ロックフェラー家も この計画に積極的に関りました。 そして半年がかりのその計画がまとまりかけた頃、ある団体が動いたのです。

1972年、追放されて20年、再びアメリカの地を踏むきっかけになったのは、第44回アカデミー賞。

そこでチャップリンは2度目の特別名誉賞を受賞します。 これは、「彼を守り切れなかったアメリカ映画界からの事実上の謝罪」と、「映画を20世紀の芸術にまで高めたチャップリンの"はかりしれない"功績に対しての授賞」でした。

アカデミーのダラダッシュ会長は、「チャップリンとは、単なる個人の氏名を超えるもの。"チャップリン"は映画用語の一つである」と賛辞を述べ、オスカー像が手渡された時にスタンディング・オベーションが5分以上にもわたって続くという、今でも他に類を見ない最大の祝福を受けることになります。

鳴り止まぬ拍手に、83歳のチャップリンは涙ぐみながら、「感激です。このような招待を受けたことを光栄に思います」と述べ、「サンキュー」と付け加えるのがやっとのことでした。 「この年齢まで彼が生きていてくれたことが、アメリカに誤りを正す機会を与えてくれたのだ」と報道したメディアもあって、アカデミー賞史上、最も感動的な場面だと言われています。

アカデミー賞授賞式の大取リを飾ったチャップリン。 その時、ゲスト全員で歌われたのが、彼自身の作曲による この曲 "スマイル" だったのです。



スマイル…

 
微笑もう 心が痛んでいても
微笑もう 例え心が折れそうになっていても
空に雲が立ち込めても
君は切り抜けられるさ
怖くても 悲しくても…
微笑んだら
明日は お日さまが顔を出して輝いてくれる
君のために

喜びに顔を輝かせ
悲しみの痕を少しも見せずにいよう
例え涙が今直ぐ零れそうでも
そんな時こそ頑張り続けて
微笑もう
泣いたって どうなるものでもない
「人生には生きるだけの価値が未だある」と君は気付くさ
もし 微笑んだなら…



「死」と同じように避けられないものがある。 それは 生きることだ。
(チャーリー・チャップリン)


by NAGAMI Takayuki, musician & writer





池田篤さんが先陣を切ってスマイルをワン・コーラス、
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永見先生の歌 『スマイル』と続き、



水野修平さんによる素晴らしいアレンジでスマイルの名演を披露。



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池田篤さんに語りかけるように歌う永見隆幸先生。


フィナーレは 永見隆幸先生の歌に池田篤さんのオブリガートという 贅沢でゴージャスな“スマイル”を聴かせていただきました。

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Encore"SMILE"/NAGAMI Takayuki (Vo) &IKEDA Atsushi (As-obbligato)



すばらしいアーティストの皆さんと、すてきな仲間たちによる感動のステージ。 みごとな舞台で、人の輪が大きくつながったような気がします。 私も胸がいっぱいになりました。 音楽って、ホント、いいですよね。





メリー・アーティスツ・カンパニーが遂に
自前のジャズ・オーケストラを設立!

「メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ」は こちらをクリック!
 ↓
http://merry2.blog.so-net.ne.jp/2013-12-20
 ↑
Click here to see "Merry Artists Jazz Orchestra"♪





永見隆幸客演 名古屋能楽堂Live Vol.2 最新情報
永見隆幸客演!名古屋能楽堂ライブ2 詳報 ♪ は こちらをクリック!
 ↓
http://merry2.blog.so-net.ne.jp/2013-04-03
 ↑
Click here to see "Tak & C.U.G. Nogakudo Live 2 '13"



永見隆幸ゲスト出演 Live at 名古屋能楽堂は こちらをクリック!
 ↓
http://merry2.blog.so-net.ne.jp/2013-02-05
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Click here to see "Live at Nagoya-Nogakudo"



Photo by ZINZIN-san

次は いよいよ…CROSSROADS来日です! メリー・アーティスツ・カンパニー共演♪ [メリー情報]


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6月は お待ちかね! クロスローズ来日です!!

2009年の 世界チャンピオン クロスローズの ジム・ヘンリー氏が 
メリー・アーティスツ・カンパニーの 永見隆幸芸術監督
アメリカ大学時代の親友だったことから
この企画が実現しました♪♪


企画は着々と進んでいます

日本では あまり馴染みのない バーバーショップカルテット ですが
4人の男性 アカペラコーラス で
一見の価値あり! ??? 一聴の価値あり??? です!


素晴らしいハーモニーは 一度聴いたらヤミツキですよ♪


メリー・アーティスツ・カンパニー と クロスローズ との 待望のコラボレーション!


公演名は ズバリ! 『 FRIENDSHIP 』


ご期待下さい!



メリー&クロスローズ特別公演の概要は こちらをクリック!
 ↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2012-04-10
 ↑
Click here to see the details ♪





2012年3月3日 小牧市音楽鑑賞講座 メリー・アーティスツ・カンパニー [上演作品]


小牧市味岡市民センターにて開講されました 音楽鑑賞講座♪

音の散歩道 第5回 (フィナーレ) は

中部フィルハーモニー交響楽団の皆様と
メリー・アーティスツ・カンパニー のコラボレーション!

初の組み合わせで 制作過程もわくわくの連続でした♪


1年間を通して開講されている 『音楽鑑賞講座』 の締めくくりとなる演目でしたので
とにかく、楽しく! 
そして、受講される方々が 来年も是非続けたい と思っていただけるように、
欲を言えば もっともっと他のステージも観てみたいと思っていただけるといいなぁ
との想いを込めて

メリー・アーティスツ・カンパニーのいつもの?メンバーに加えて
スマイル・ミュージカル・アカデミーの選抜メンバーも参加!
一同 心をこめて つとめさせていただきました♪


1幕は ピアノ伴奏で 山田純教授の楽しい解説とともに。
いろいろな ミュージカルのワンシーンの再現を。
もちろん
お客様に 参加していただけるコーナーもあり!

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2幕は 中部フィルハーモニー交響楽団の贅沢な演奏とともに。
名曲をピックアップして 歌に踊りに 華やかに盛り上げながらも
解説を加えて ご存知ない方にも分かりやすい内容に。

きっと もっと見たい!!!もっと踊りたい?!
と 欲求不満な部分も?!あったのでは ないかと思いますが (笑)

ステージ上から お客様が 一緒に踊ってくださっているのを見て
出演者も大変うれしく、いつも以上に張り切って 歌い、踊りました~
また 是非! ご一緒いたしましょう♪


盛り沢山な内容と
山田先生のファンのみなさまにも ご満足?!いただけたのではないかと思いますっ



この企画に お招きいただきましたことに感謝します♪




P.S.

プログラムに掲載されたメリー・アーティスツ・カンパニーのプロフィールです。


メリー・アーティスツ・カンパニー

メリー・アーティスツ・カンパニーの旗揚げは平成17年、愛知万博の年、2005年です。万博での活動が認められた桜井ゆう子主宰のスマイル・ミュージカル・アカデミーを中心に、「本物の舞台を東海地方から発信したい。」と意気込む仲間が、主に海外で活躍する永見隆幸芸術監督のもとに集結。塚本伸彦と宇佐見祐林が加わって(アメリカで活躍した 永見、塚本、宇佐見は、当初、メリーのニューヨーク・トリオと呼ばれた。)強力なスタッフ陣を構え、第1回定期公演開催にこぎつけたのが、2年後の平成19年でした。

ミュージカル、クラシック、ジャズなどの名曲を、海外やプロの団体で活躍した出演者が、歌とダンスで展開するストーリー。ウケねらいや手抜きをせず、手間暇をかけて一から丁寧につくり込んだ舞台は、「芸術とエンターテインメントが両立するステージ」と高い評価を受け、新聞やテレビにも取り上げられ、第4回定期公演「スウィング・ライヴリー」が名古屋市民芸術祭特別賞を受賞しています。

本年(平成24年)6月10日(日)、名古屋市文化振興事業団の主催で、名古屋市芸術創造センターにおいてバーバーショップ・ハーモニー協会2009インターナショナル・チャンピオン・カルテット「クロスローズ」とコラボレーション。「メリー・アーティスツ・カンパニー」と実質世界一のア・カペラ・グループ「クロスローズ」との共演は大きな話題になっています。11月10日(土)と11日(日)には、今や恒例の、第6回定期公演も企画され、ますますメリー・アーティスツ・カンパニーの活動からは目が離せなくなって来ました。

「老若男女誰もがワクワクし、胸がときめいて『生きる喜び』を感じる。お客様の『心』に届く舞台を創り続けて来た。」と定評のあるメリー・アーティスツ・カンパニーのステージを、どうぞ、お楽しみください。





“お客様の ご感想”



ほんとによかったです。

用事があって公演のあと直ぐに帰らなければならず
一番後ろで立って聴いてたのに、
鳥肌が立ちました
永見隆幸さんの「コン・テ・パルティロ~タイム・トゥー・セイ・グッバイ」・・・

隆さんの「ジス・イズ・ザ・モーメント」(ジキルとハイド)も 大好きだな~!
シンフォニー・オーケストラがバックで生演奏してると迫力ありますね♪

一緒に行った方は、普段コンサートやミュージカルに行かない人だけど、
とっても喜んでくれました。 感動したって。

行ってよかったです。ありがとうございます。


柘植枝美





しっかり堪能させて頂きました。 楽しかったです♪
おかげさまでフル充電出来ました!
3月末の名古屋能楽堂ライヴが待ち遠しいです。

素敵な歌と舞台、いつもありがとうございます。
しかし、
入場料は ステージのクオリティを考えると 安すぎですね…


西尾崇志





小牧でこんなステージに出会えるとは!すばらしい舞台にびっくりしました。

中でも永見隆幸氏の独唱は圧倒的でした。
フィナーレに歌われた「タイム・トゥー・セイ・グッドバイ」の
最後のクレッシェンドには本当に驚きました。

単に声が豊かなだけではなく、ニュアンスに富んだ表現力が抜群です。
特に「ジス・イズ・ザ・モーメント」と「タイム・トゥー・セイ・グッドバイ」は凄かった。

シナトラの「レット・ミー・トライ・アゲイン」を生で聴くのは久しぶりです。
思い出のある曲で、ビロードのようなテナーの美声に、胸がいっぱいになりました。
「ニューヨーク・ニューヨーク」を あんな風に料理して
自分のものにしている歌手は他に知りません。

ジャズ・シンガーは ムードだけで いい加減になりがち、
クラシック出身の方が歌うと わざとらしくなりがちなのに、
それがなく、とっても自然だったので 歌に浸り切れました。

何だか もったいない という気持ちになりました。
贅沢な時間をありがとうございます。


T.Y. 男性 66歳





プロのアーティストの方たちと 一緒に歌ったり、一緒に振り付けを おさらいしたり、
お話も とってもよくって、久しぶりに心と体と頭と全部使って、楽しかったデス♪

メドレーなんか、今までに聞いたことがないくらいテンポや強弱のつけ方にメリハリが
あったし、わくわくして手汗いっぱいかいちゃいました。
出演者の人達も絶対に楽しんでやってますよね。

いろんなことが勉強になりました。ありがとうございます。
自分の進路に迷っていたのですが、もうちょっと音楽をがんばってみることにします。


M.S. 女性 20歳代





ますます 皆様に喜んでいただけるステージを創り続けてまいりますっ


ご協力いただきました皆様に心からの感謝を込めて。





2012年!公演予定です♪ メリー・アーティスツ・カンパニー [メリー情報]


2012年

メリー・アーティスツ・カンパニーの
公演予定をお知らせします!

ngthagaki.JPG

3月3日 小牧市味岡市民センターにて
中部フィルハーモニーと競演!

"音楽鑑賞講座"の模様は こちらをクリック!
 ↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2012-03-06
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Click here ♪


6月10日 名古屋市芸術創造センターにて

ア・カペラ世界チャンピオン!
クロスローズ Crossroads との競演♪

メリー&クロスローズ特別公演の概要は こちらをクリック!
 ↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2012-04-10
 ↑
Click here to see the details ♪


11月10日&11日
芸術創造センターにて公演

公演予告は こちらをクリック!
 ↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2012-08-10
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~その他





☆永見隆幸先生は国内外各地にてコンサートにゲスト出演予定多数!


名古屋近郊では

3月31日には名古屋能楽堂にてビッグバンドのライブに出演が決まっています!
第一部14:00〜
第二部17:00〜

このライブ!
普段とは違う 雰囲気の中、
本格和テイストの舞台上に
永見先生の歌声と
ビッグバンドの演奏が
どんなに素敵に鳴り響くのか!
とても楽しみです(^O^☆♪
ダンサーとして
柘植万梨恵&目次恭子も華を添えますよ!



メリー・アーティスツ・カンパニーが遂に
自前のジャズ・オーケストラを設立!

「メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ」は こちらをクリック!
 ↓
http://merry2.blog.so-net.ne.jp/2013-12-20
 ↑
Click here to see "Merry Artists Jazz Orchestra"♪



今年も メリーのステージにご期待ください!



メリー・アーティスツ・カンパニー公演 ニュー・ミュージカル" BOBBY " の反響!『日本経済新聞』ほか [新聞・テレビ・ラジオ・本など]


平成24年12月15日(木)

日本経済新聞 文化欄 ミュージカル評で とりあげていただきました。


クリックすると大きく読みやすくなります。
  ↓
nikkeibobby.JPG



babasensei.jpg 馬場駿吉 BABA Shunkich

芸術評論家。俳人。名古屋市立大学名誉教授。

演劇、舞踊、音楽、美術、映像など
現代芸術最前線についての評論やエッセイを執筆。
句集、評論集、医学関係書など、著書多数。

平成18年に名古屋市芸術賞特賞、
平成19年に愛知県知事表彰、
平成20年に文部科学大臣表彰を受ける。

現在、名古屋ボストン美術館館長、
名古屋造形大学客員教授、名古屋演劇ペンクラブ理事長、
芸術文化振興機構アーツ・アクティヴェイター名誉理事。





bobbymic.jpgアンケートなど から…  (敬称略)
 BOBBY





人の力で表現された本物の舞台     美術家 和歌山大学教授 高木栄一


M.A.C.の公演は私にとって毎年秋の大きな楽しみです。
永見隆幸さんの、深くて、そして伸びやかな声には、
真似のできない、きらめきを感じます。
そして、もう一つの魅力は、オーケストラの生の音を大切にされていることです。

私にとって、すてきなミュージカルとは、歌、ダンス、演奏、照明など
全てが人の力で表現され、そしてその一体感を感じる時、
「ああ本物を見た」と実感します。
M.A.C.の公演では、人の力を大事にし、本物の舞台はこれだ、
というこだわりを強く感じ、それが私を引きつけてやみません。

楽しいひとときを有難うございました。次回公演も今から期待しています。





昨夜、メリー・アーティスツ・カンパニーの公演を観て来ました。
米丸史朗さんから遠慮がちに差し出されたチラシを見る迄、私は存知ませんでした。

強い刺激を受けて帰宅し、今も数々のシーンが私の脳裡に焼き付き、消えません。
プロとはこう言う事を指すのでしょう。
歌、ダンス、演技、見事な三拍子が揃った集団に圧倒され、
あっという間の二時間でした。オーケストラもすばらしく、しびれました。

全てに基礎がしっかりと叩き込まれた土壌に、「プラスα」と言う、
どこ迄伸びるやも知れない樹木が育ち、大きな大きな森になって行くシーンが
私の頭の中で育ち始めています。 昨夜は、その森を観ました。

この名古屋で、しかも格安な値段で見せていただき、
永見隆幸さんの世界の広さを思いました。

おひとり おひとりの実力が高水準のアーティスト達のたゆまぬ努力に、
私は惜しみないエールを送り続けたいと思います。
本当に感動を有難うございます。                             


川村明子 (岐阜県)





名古屋でブロードウェイ・タッチのミュージカルが観れるとは思いませんでした。
驚きです。舞台もピットも、本物であることが何よりもすばらしかったと思います。
バランスもよかったと思います。

「ビヨンド・ザ・シー」(ラ・メール)ステキでした。
やはり 「Sing,Sing,Sing,~スウィングしなけりゃ意味ないね」 は圧巻でした。
ジャズ・オーケストラの別な顔が見られて嬉しかったです。

サスガですね。久しぶりに本格的な舞台に触れることができ、
幸せな時を過せました。 有難うございます。


中島 一 (三重県)





公演のテーマが頗るよく、ニュー・ミュージカル、久々に楽しみました。
本当によかったです。

はじめのセレモニーの舞台演出、衣装は、
BOBBYの魂を呼び起こしたかのようでした。
全体に、歌とダンス(特にタップ)のバランスと調和が心を引きつけました。
オーケストラの演奏も、とてもよかった。

響き渡る歌声やカラフルな衣装などの臨場感あふれる舞台で、
会場全体が一体化したように思いました。

永見隆幸氏のSOLOが本当にすばらしく、嬉しかったです。
次回も是非、鑑賞を希望します。


蟹江 勝 (愛知県)





「BOBBY」 とてもよかったと思います。 ますます充実、いよいよ完成形の域ですね。
“ スマイル ” は絶品です。
回を増すごとに素晴らしく思います。
先回は先回で「スウィング・ライヴリー」が最高と思いましたが、
今回は又それを越えているような感じです。
楽しませていただきました。有難うございます。


M.T. 男性 60歳代 (滋賀県)



merry.jpg
                              PHOTO:田中聡(テス大阪)





Sing,Sing,Sing,~スウィングしなけりゃ意味ないね
の大迫力に圧倒され

Simple Song Of Freedom (シンプル・ソング・オヴ・フリーダム)
Curtain Falls (幕は下りる)
As Long As I'm Singing My Song (自分の歌を歌い続ける限り)
の流れに

涙でウルウルにならない人はいない ぐらいの勢いだった
と言ってくださる方が たくさん いらっしゃいました





千龝樂
ホールのホワイエで

サックスの池田篤さんが Simple Song Of Freedom のあたりなど

感動しました と

永見隆幸先生におっしゃっているのを立ち聞きしちゃったんです


違いがワカル男同士 って感じで カッコイイッ!
私は また ウルウルしてしまいましたっ





第5回定期公演BOBBYの情報は こちらをクリック!
 ↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2011-11-14
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MAC 《メリー・アーティスツ・カンパニー》 と一緒に夢を!  舞台芸術批評 音楽評論家 山田 純 氏 [新聞・テレビ・ラジオ・本など]


メリー・アーティスツ・カンパニー第5回定期公演
「BOBBY~20世紀を駆け抜けた男」のプログラムに掲載された
山田純先生のすばらしい芸術論です。





MAC 《メリー・アーティスツ・カンパニー》 と一緒に夢を!
舞台芸術批評 音楽評論家  山田 純


●芸術のない人生なんて!

 芸術大学、芸術家、芸術祭、芸術創造センター・・・。
私たちは何の気なしに「芸術」という言葉を使い、
そして分かったような気になっている。
しかし、少しでもこの言葉を定義しようとすると途端に掴めなくなってしまう。
このもどかしさは日本語の中に「アート」に対応する概念がなく、
翻訳語特有の実体感のなさがこの「芸術」という言葉にあるからだ。


 日本は上代以来、
中国の文化を漢字という外来語を通じて受け入れてきた歴史がある。
その結果かたい表現の漢字と柔らかい話し言葉としての
大和言葉の二重構造が出来上がってきた。
それは西欧の思想を翻訳語という形で輸入したときも同様である。
かたい漢字で記された翻訳語には何か分からないけれどありがたさが伴っており、
それを日本人は特別な言葉として箱に入れてきた。

これを「カセット効果」という。

カセットは宝石箱のことで、中に何が入っているか分からないけれど
魅力的なものが入れられているという意味で用いられる。
そして、「芸術」という言葉もこのカセットの中に入れられて、
西欧語の「アート」とは異なった格調の高い言葉として意味づけられてきたのである。


●アートは芸術か?

 日本語で芸術と訳された西欧語「アート」は、ギリシャ語の「アルスars」に遡る。
この「アルス」の意味は、
人の手を巧みに使った技術とか技とか学術という意味を表しており、
それがずっと西欧のあらゆる言語の基本的な意味として定着してきた。

それが今日言うところの芸術という意味を持ち始めたのは18世紀の中頃、
フランス語のボー・ザールbeaux(良い) artsという意味を含む言葉として
成立するようになってからである。

有名な英語の格言に “Art is long, life is short”というものがある。
日本語では、「芸術は長く人生は短い」と訳されているが、
原典はギリシャの医学者ヒポクラテスの弁 “Ars longa, vita brevis” である。
正しくは「医術は習得に長い時間がかかるのに人生は短い」という意味なのである。


●芸術とは技術の錬磨

 「芸術」という言葉の意味の変遷を
作曲家の作品数という観点から調べることもできる。
J.S.バッハが生涯に生み出した作品は約1080曲にのぼり、
後輩のハイドンは恐らく2千を下回らないだろうし、
さらに後輩のモーツァルトは35年という短い生涯であったが6百を超えている。
しかしながら、ベートーヴェンになると一挙に少なくなり、
作品番号で135曲しか数えない。
その後に連なるロマン派以降の作曲家もせいぜい多くても百曲前後である。
なぜベートーヴェン以後から作品数が激減するのであろうか?


 今でこそ作曲家は芸術家としての評価を得た存在であるが、
バロック以前は単なる職人に過ぎなかった。
職業的作曲家として貴族や教会に雇われて
求められるがままに曲を提供していたのである。
当然ながら、芸術作品という意識がないから作ったらそれで終わりである。

ところが、19世紀以降になると、自らが芸術家であることを意識するようになり、
自身の欲求の赴くままに創造活動を行うようになってきた。
当然もし買ってくれる人がいればいい加減な作品は作れずに、作品数は激減する。


 アートという言葉を、歴史を踏まえて正しく定義すれば、
人間の持つ困難かつ高度な表現能力のことである。
それは個性に裏打ちされ、精神と肉体の活動の結果として
熟練した技術や技を通して成し遂げられるものである。
従って熟達した技術を抜きにして芸術の精神性だけが論じられてはならない。
先ずは卓越した技術、そしてその先に芸術があるのである。


●エンターテイメントとは?

 こうした芸術的な表現活動の大本にあるのがエンターテインメントの技である。
芸術のエッセンスを伝えるためには欠かすことのできない技術と言うことができる。
もしそれがなければ、高邁な芸術の鑑賞行為も
ただの退屈な経験になってしまうだろう。


 エンターテインメントという言葉は日本語ではただ単に「娯楽」と訳されているが、
本来は人を楽しませるというもっと積極的な意味をもつ言葉である。

Entertainの語源を辿ってみると、enter は英語で言えばinter (among)、
tein (tenere ラテン語)は to hold の意味である。

そのまま訳すと「自分たちの中に招き入れてその状態を続ける」という意味になる。
「飽きさせずに人々を魅了してもてなし続けること」といえば分かりやすいであろうか。
あるいは「虜にする」というのも
単刀直入にエンターテインの意味を表しているかも知れない。

つまり「飽きさせず人を魅了し、もてなし続けるための技」が
芸術の本質に他ならない。


●芸術とカタストロフ

 そして、もし芸術が人間のドラマであると仮定するなら、
カタストロフのない芸術ほど面白くないものはない。
逆に言えば優れた芸術には必ずカタストロフがある。

カタストロフという言葉は、
辞書的には自然の大災害や人災としての戦争などの悲劇的結末、
破局のことを表す。また演劇や小説などの最後の盛り上がりとその大団円をも表す。

悲劇と大団円はまったく異なった結末ではあるが、カタストロフは、
結末はどうであれ人生の通常の生活の中にはあり得ない大盛り上がりのことである。

多かれ少なかれ優れた芸術にはこうしたカタストロフがあり、
そうした非日常的な盛り上がりを求めて芸術を鑑賞するのである。

私たちがそうしたカタストロフを求める理由を解き明かしたのが
アリストテレスであった。


●芸術とカタルシス

 ギリシャの哲学者アリストテレスは、
ギリシャ悲劇に基づく悲劇論を『詩学』という書物に著している。

その中で、劇的な表現には「発見」と「逆転」と「浄化」が必要だと述べた。
ソフォクレスの『オイディプス王』に範をとり、
もし発見したら自分の存在が否定されるものを発見し、
その結果現在の好ましい自分の立場がひっくり返ってしまうことが
劇的な表現には欠かせないと説いた。

そして、この発見と逆転の結果、
この劇を見ている人々の心に「驚き」や「恐れ」や「悲哀」が生まれ、
そうした感情を伴うことにより観客の心が浄化されると説いたのである。

この「浄化」は精神分析学や心理学では
「カタルシス」として使われている用語であるが、ギリシャ語の語源を調べると、
「カタルシス」は「排泄」や「下痢」や「嘔吐」の意味であることが分かる。

つまり、芸術を鑑賞して
心の中のしこりが外に排出されスカッとした気持ちになれれば、
それは芸術の恩恵にあずかったというわけだ。


●デモーニッシュな芸術

 一方、夢におけるカタルシスの効果に着目したのが、
オーストリアの精神分析医フロイトであった。

夢や自由な連想法により、非現実の世界への自由な逃避行が行われ、
その結果抑圧されていた願望が満たされると考えた。

すなわち、夢とはカタルシスを伴った代償作用に他ならないというわけだ。
そして解放された満足感を持って現実へと帰ってくることになるのである。

さらに、この逃避行を可能にするのが芸術のなせる技だと考えたのがニーチェである。
ニーチェによれば、芸術を鑑賞して感動するとは、
その芸術に潜む「デモーニッシュ」な側面を感じ取ることであり、
芸術家の役割はそれを引き出すことであった。

ドイツ語で「悪魔的」という意味の「デモーニッシュ」は、
ニーチェが『悲劇の誕生』で引き合いに出したギリシャのエトス論に基づき、
陶酔や情念を表すディオニュソス的なるものから導き出された概念である。

明晰さや理性を示すアポロン的なるものと対極をなし、
芸術表現にはディオニュソス的創造力が必要だとニーチェは説いた。

別の言い方をすれば、芸術を味わう行為は、安定と不安定、明と暗、動と静という
二元論的な緊張感の真っ直中に置かれることを意味し、
その二元が解決することに快感を感じるのである。


●なぜ芸術にこだわるのか?

 さて、今年の3月11日に東日本で起こった大震災の被災者たちを前にして、
私たちは芸術の無力さを悟った。
一生懸命に災害から生きのびようとしている人々の前で、
芸術は何の役にも立たないことを知った。

芸術よりは一個のおにぎり、芸術よりは雨風をしのぐ家、
芸術よりは生きる希望が欲しかったはずである。

当然のことながら、芸術のための予算は削られ、
芸術家の役割はボランティア・リストから消えた。
飢えた人々の前で芸術と芸術家は何をなし得るか?
これは芸術に携わることを決意した人々に対して与えられる永遠の問である。


 震災からしばらく経ってからのこと。
プロ・アマを問わず多くの音楽家たちが楽器を携え、
被災地区を訪れて演奏活動を行ったという。

聞いてくれるのかという不安があったが、
被災者たちはじっと涙を流しながら聞き入っていたと聞く。
またぜひ来て欲しいとリクエストがあったとも。

日々の生活を必死に送らなければならないのだから、
音楽など不必要だと思ったらそうではなかったのだ。

私たちはなぜ生きるためには何の意味も無い芸術に、
これだけこだわるのだろうか。


●MACと一緒に夢を!

 私が「メリー・アーティスツ・カンパニー(以下MAC)」に期待するのは、
上に長々しく縷々述べたこれらの芸術論の中にある。

MACの公演に求めるもの、そして結果として得るもの、
それは芸術が目指す普段の生活にはない非日常的な世界である。
現在という価値観では測ることのできない
何もかも忘れて浸ることのできる芸術の世界である。


 こうした芸術論の「カセット効果」を省いた分かりやすい日本語を用いて
MACの芸術を表現してみよう。

「卓越した技を持ち、人を楽しませるコツを心得た、盛り上がりのある驚きの舞台。
夢のあるハラハラドキドキの筋書きと見終われば心がスッキリする舞台。
そして、何だかわからないけれど涙と笑いが出てきてしまう舞台。」である。


 「私たちの歌と踊りとこの笑顔、そして私たちの技を心ゆくまで味わって下さい。
この限られた時間をこの限られた空間の中で共有してみませんか?」

永見隆幸氏が舞台の上から そう語りかけているようだ。





yamadajunsan.jpg 山田 純 YAMADA Jun 

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。

日本音楽学会会員、日本アートマネジメント学会会員、
日本音楽芸術マネジメント学会幹事、音楽ペンクラブ会員、世界劇場会議理事。

朝日新聞音楽評論執筆者。名古屋芸術大学大学院音楽研究科教授。
専門は、音楽評論、舞台芸術論、アートマネジメント論。



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